7/27から始めたダイエットだが、2ヶ月目が終了したぜ。計測は9/1から、9/30まで。
結論から言えば-5kgという結果…正確には4.7kg落ちたわけだ。(前回最終値からは5.4kg)
おん?少なくない?30日かけてたったの-5kg?
前回の記事の締めで次は手加減しない的なことを書いていたのに?
72kg(身長170cm)も残った状態からこれしか落とせなかったの?
いや、本当にすまん…俺ももう少し落とせると思ってた。
前回は-8kgという結果だったのにな。て、手は抜いてないんだけど…
さて、実は今回、何の苦痛もないヌルヌルなダイエットに飽きて、余計なことを随分と実行した。ある程度はこれが原因だったかもな。
しかしこれのおかげか、俺にとって嬉しい事がいくつかあり、また新たな発見もあった。減量という面から見ればやや不満が残る結果だったが、総合的には大分満足している。
これで合計-13kgの減量だ。80kgからスタートして、2ヶ月かけて67kgまで落とすことができた。胸を張って「痩せた」と言える数字だと思う。えらいぞ、俺。
今回はそんな久しぶりのダイエット、2ヶ月目の戦いを振り返っていこう。あ、今回は週毎の感想みたいなのは無くて、いきなり総括で行く。
言い訳がましいが、最初の30日で-8kg、次の30日で-5kgなら上出来だろう。
おっと、グラフ載せとくぜ。


2ヶ月目のダイエットを振り返る。30日で無念-5kgの理由。
冒頭でも書いたがダイエットの2ヶ月目は-5kgという結果に終わった。
後述するが、今回は随分と余計なことをした。それでも確実に1ヶ月目よりは熱心に取り組んでいる。いや、まあ追加分を除けばちゃんと毎日歩いただけなのだが…
俺は70kg手前からダイエットを始めれば平均で-6kg落とすことが可能だ。そこまで本気を出さなくても、だぜ。
それなのに2ヶ月目開始時点で72kg程あったにもかかわらず、何故30日みっちり戦って-5kgしか落ちなかったのか?
この理由は十二分に推測できる。余計な部分を考慮しても、前回より3kgも差がついたのは理由がある。
2ヶ月目のダイエット内容。前回との違い、追加分。
今回のダイエット内容は、色々追加分があったが、基本的に1ヶ月目と変わらない。
1日1回の食事と、それを活かしていくゴミみたいな運動さ。詳しくは前回の記録を参照してくれ。
1ヶ月で8kg落とした俺のダイエット記録。痩せるなんて簡単さ。方法と体験談を見よ!
1ヶ月目の時点…まあ、実際には2週目にはすでに完成していたわけだが、完全に新しい食習慣に身体が適合している都合上、辛さやしんどさのようなものは一切無く、寧ろ「生活の中で占めるダイエットの部分」はハッキリ言って暇でしょうがない。
なので今回はいくつか特別なことをやってみた。いくつかはダイエットにおいて効果的といわれるテクニックだが、自分の体調がどう変化するか?という実験的なことをやったりもしている。
コーヒーを飲む習慣の復活
本来1日1食での食習慣…特にダイエット中は、ジュース類はもちろん、コーヒーや麦茶以外のお茶などの飲料を禁じている。例外は塩分不足でアッパッパーになりかけたときのスポーツドリンクだけだ。
せっかく1日1食には自食作用による身体の大掃除機能があるのに、余計なものを身体にぶち込んで、それを阻害したくないというのがその理由である。オートファジーって聞いたことあるだろう?あれを邪魔したくないわけよ。
故に1ヶ月目はコーヒーを飲まなかった。元々時間を問わず水のように飲みまくっており、明らかにカフェインに汚染されていたので、それの回復の意味も込めてだな。
それを今回復活させた。詳細は別で記事にするが、コーヒーのポリフェノールは様々な腸内細菌の内「痩身を司るチーム」を活発にするという話があり、取り入れてみようと思い立ったわけだ。
睡眠の追及も狙っていたので、最大でも午前中のみの2杯までに留めたが、忘れない限りは毎日飲むことを心がけた。
日光浴で生活リズムの改善を狙う
これは痩せる目的というよりも、生活リズムの改善…特にちゃんとぐっすり眠れるようにするのが目的だが、脂肪燃焼にも効果があるといわれているちょっとしたテクニックだ。
これも詳細は省くが、朝の早い時間…できれば日の出に近い時間帯&目が覚めて早い段階で、直射日光を浴びに行き、なんなら太陽を直接見る。
効果は主に生体リズムを整えることだが、これによって間接的に代謝に好影響があり、俺のような1日1食の生活をしている人間は特に脂肪の燃焼に効く。
エネルギーの効率がよくなるわけだな。そして2ヶ月間も1日1食で生活している俺の主なエネルギー源はたっぷりとくっ付いた贅肉さ。そういう身体が出来上がっている。
もちろん睡眠の質の改善は、ダイエットにおいてかなり重要でもあるので、その部分も効果的だといえるだろう。
睡眠の質の追求、夜間の照明との戦い
ダイエットではなかなか触れられることが少ないが、ぐっすり眠れてパッチリ目が覚める良質な睡眠というのは痩身において極めて重要な位置を占める。
理由は単純明快で、寝てるときにこそ活発化する代謝というものがあり、これの威力は生半可な運動よりも余程威力があるからだ。痩せる。
美容方面で語られがちだが、筋肉の修復・増強や肌の張替えなどの再生&回復は、睡眠中にこそガッツリ行われ、そのためには糖質を筆頭として結構な量の材料がいる。さあ、俺の贅肉を持っていけ!
当然1ヶ月目もこの点は気にしていたのだが、ハッキリ言って最近の俺の睡眠の質は、控えめな表現でも最低で、夢はすごいし、チラチラ目を覚ましたり、そもそもまともに寝付けなかったりとかなり困っていた。
1日1食のダイエットは個人差が大きいが、睡眠の質が変化する可能性があり、良い方に傾く場合もあるが、今回はやや悪いほうに向かったといえるだろう。
そのため2ヶ月目である今回は、最初からではないにせよ、夜間の照明を調節し、サングラスを上手く使うことで睡眠の質の向上を狙った。
これが結構難しくてさ。我が家の照明、超明るいんだよね。破壊しようかと思った。

気になっていたMCTオイルを試してみる
聞きなれない言葉だろうが、ココナッツ油から抽出したオイルだな。
詳細は別の記事で解説したいが、この油は、脂肪細胞を大きくするルートが「存在しない」とされる特徴を備えており、そこに含まれるカロリーは「全て」高速で燃焼にまわされる。
え?なんの意味があんの?
そんなもの燃やすならお前の脂肪を燃やせよ。
や、そう思うのはごもっとも。でも聞いて。
その燃焼の過程でとある副産物が生まれ、それはブドウ糖とそっくりな働きをするが、血糖値に影響を与えない上に、ダイエットの常識である「余った分は脂肪」へのルートが存在せず、呼気や尿と一緒に排出される。
ケトン体というやつだ。これは俺の脂肪が燃えたときにも生まれるが、この手の油を摂ることで意識的に急増させることができ、身体に脂質からエネルギーを抽出する流れを強化することができる。しかもこれは、食事制限中の自食作用(体内大掃除)に影響を与えないとも言われる。
実は10年近く前から気にはなっていたんだが、その辺で見つからないのですっかり忘れていた。
ところが、突然近所のスーパーに陳列されだしたので、急遽試してみることにしたわけだ。
なぜ急に?と思ったが、なんか話題になりはじめているらしいじゃないか。CMでやってるのを見て本当に驚いた。クソっ…知る人ぞ知るマル秘アイテムだと思っていたのに…!
しかし、これに関してはここで結論付けてしまうが、とりあえず試してみる以上のことはしていない以上、効果があったかどうかの実感は薄く、もっと自分の身体で調べてみる必要があるだろう。
具体的にはもっと痩せた後、本格的に投入してみるつもりだ。
REHIT運動の導入
HITという運動を耳にしたことはないかな?高強度インターバルトレーニングというやつよ。
今回後半に少し取り入れてみたREHITは、非常に優れたトレーニングと名高いHITの効果を、もっと簡単手軽に、効率良く受け取れないかという発想で生まれた運動さ。
これは考案した人達も驚いて、広めた人も驚いたぶっちぎりの効率を誇り、恐らく現代においても最も時間効率に優れた最強の運動法であると言えるだろう。怪我のリスクは少なく、極めて短時間で済み、他のトレーニングと変に競合しない。
マッチョを目指すには向いていないが、身体の機能を活性化させたり、基本的な体力、心肺機能の増強などの効果は、他のあらゆるトレーニングと比べてもずば抜けて効果が大きく(HITの倍)、俺のような数年間で腐敗しきったデブは特に恩恵が大きい。
これを知ったのは本当に最近で、1ヶ月目から導入すればよかったと思うほどだ。
具体的なトレーニング内容は…
3分間ゴミ以下の運動(とりあえず動いてるだけ)をする。
突然20秒間フルスロットル!死ぬつもりで追い込む!
3分間ゴミ以下の運動で息を整える。
再び20秒フルスロットル!
終了。
たったこれだけである。俺は全力疾走をすることでフルスロットルとした。
効果を十二分に引き出すにはもっと厳密に行わなければならないのだが、手始めとしてはこれでも良いと言うことらしい。
詳細はいずれ記事にしてみるつもりだ。これ本当すごいんじゃよ。
たまに朝食・昼食を食い、ダイエットソーダなども飲む。
誤解しないでもらいたいが、これはチートデイ的な効果を狙ったわけではない。
ダイエットとしては間違いなく悪手で、痩せる為に行う必要があったのかと言われれば全くない。1日1食で組み立ててるのに、それを自らぶち壊すような真似は、中途半端に痩せる速度を落とすだけだ。
それでもこんなふざけた真似をしたのは…
1日1食を用いて浄化された身体に、突然食事をぶち込んだら体調にどういう変化があるか?
これを確認したかったからだ。いや、今まで何度もこれは確認しているのだが…。
まあ忘れてしまっているからな。それに今回はバリエーションを作り、
・糖質、タンパク質、脂質全部のせの食事
・上から糖質を無くした食事
・脂質のみの食事(つーか飲み物)
と3つのパターンで試し、腹が空くまでの時間や、頭のパッチリ度などをチェックした。
なお、ダイエットソーダ(つーか人工甘味料)の影響も見ようと何度か夕食時や昼時、朝食代わりに飲んだりしたが、こちらに関してはちょこっと試した程度では(1ヶ月以上食事制限をしたことを考慮しても)わからなかったとこの時点で結論付けておく。
もっと厳密に確かめる必要がある。俺に出来るかはかなり厳しいが。
前回-8kgだったのに今回-5kgで終わった理由。
さて、以上を見てもらえればわかるように、かなりグダグダした1ヶ月目よりもダイエットの質自体は向上している。ちゃんと毎日歩いているしな。
幾つか追加で食っているので多少ブレーキになる部分はあれど、その程度で止まってしまうほど1日1食をベースにしたダイエットは温くない。パワーがまるで違う。
ましてや2ヶ月目はそこからさらに圧をかけた形になっているのだ。170cm72kgという体重はまだまだ十分に落ちる余地が残っているし、1ヶ月目よりも落ちないはずがない。
落ちると…思ってたのだが…。なぁ?
30日で落ちていないのは体重だけ?
と、気落ちしている雰囲気を出しておいてあれなのだが、俺自身はそんなに気にしていない。
これからいくらでも落とせる…という話ではなく、数字に表れていないだけで脂肪自体はきっちり落としたという確信があるからだ。
そもそも俺のダイエットは、「乱れきった生活習慣で汚染されつくしたデブ」を前提にしており、最初の1週間以内で2~3kg落とすスタートダッシュを特徴としている。
この落ちた分は脂肪じゃなかったよな?
そうそう。細胞の隙間に詰まった余分な水分(浮腫み)や老廃物だ。
この最初のダッシュでやる気を保って、その間に1日1食の食習慣に適応し、後は痩せるのをひたすら待ち続けるボーナスステージに突入する…。
そうとも。このスタートダッシュが今回はない。
未だ醜い準デブとはいえ、最初の1ヶ月のダイエットを経て、俺の身体は随分と綺麗になった。「溜まった浮腫みを追い出してスッキリ痩身!」なんてお手軽な部分は既に終わってしまっており、今回は純粋に脂肪との戦いだったと言える。
-5kgという数字に、1ヶ月目のスタートダッシュの分を合わせれば7~8kgに達することを考えると、決して悪い数字ではない。寧ろ2ヶ月目にもかかわらず、1ヶ月目に近い成果を出せたということは十二分に痩せたと言えるラインだと俺は思う。はっはっは!
それでも不満は残るけどな。チッ…
確かにしっかり落とせたと思う。これは間違いないが、正直もう少しいけると踏んでいたのも事実さ。

引き続き楽勝だったダイエット2ヶ月目。余計なことを「したくなる」。
しかし今回も楽勝だったな!俺は何も我慢していないし、どこにも辛さを感じていない。
1ヶ月目のような塩分不足の兆候なども今回は無く、体調不良などとも無縁だ。
寧ろ、腐っていた2ヶ月前と比べて随分元気になったおかげで、改めてダイエット・美容・健康についてたっぷり勉強してしまった程だ。上述したREHITなんかはここで新しく得た知識さ。
同時に今「最新」と謳いながらダイエット系のインフルエンサーなんかが紹介している知識やテクニックが、10年前の知識だと言うことを確認してしまったりして、改めてこの世界は罪が深いなと認識する。世に出てきて認知されるまでが遅すぎる。
まあ、そんなことはどうでもよい。
俺が言いたいのは1ヶ月目もそうだったが、2か月目はさらに退屈なダイエットになった。ここよ。
俺のダイエットが簡単で優れていると言うことを強調したいわけじゃない(いや、したいが)。
ダイエット部分が暇すぎたおかげで、その分のやる気でさらに工夫したくなったし、最新の知識を仕入れたくなったし、疲れるのが大嫌いな俺が自発的に運動をしようと思った。ここを強調したい。
ダイエットと言うのはこうあるべきだよな。
苦痛に耐えながら血の涙を流して頑張るのではなく、楽しく健康的で、つい積極的になって余計なことをしてしまいたくなる…そんな形が理想だ。
壊れた身体が修復されて元気になり、荒れていた肌が元の美しさを取り戻す実感。疲れにくいし、集中できるし、食事のありがたみすら知ることができる。
今回改めてそれを思い知ったよ。全く、ダイエットは楽しいな!
まだまだ腹に大量の燃料を貯蔵しているが、すぐにお前達も焼き尽くしてやるわ。
2ヶ月間で13kg痩せた俺。身体はどう変化したか?
1ヶ月目のダイエットで8kg落としたときは、デブがデブになっただけという都合上、体調や集中力には確かな効果を感じたが、その他の部分はあまり大きな変化を体感出来ず、履けなくなったズボンを物差しにしてようやく実感を得ると言う形になった。
さて、2ヶ月目では-5kgと言うことで、合計13kgの減量になったわけだが、ここまで来れば流石に変化は大きく、俺のやる気を大いに盛りたてる。
なんてったって500mlのペットボトル26本分にもなる減量だからな。単純な体調に止まる物ではなく、見た目はもちろん、身体能力に直結するレベルで実感があるぜ。ウホッ!ウホッ!


明らかに脂肪が減った俺。寧ろ緩くなってきたお気に入りズボン
まずは何と言っても見た目の変化だ。
もうこれは明らかに変わった。2ヶ月前とか完全にモンスターだったもん。
前回のダイエット記録の最後に、お気に入りのズボンが再び履けるようになったと書いたが、2ヶ月間を走りぬいた結果…というか2ヶ月目の半ばあたりで、なんかちょっと緩くなってきている。
まあ、俺は活動時、常に腹を引っ込ませてうっすら力を入れておくという癖がついているので、完全にリラックスしているときは事情が違うのだが、財布とかポケットに入れちゃうと最早少しずつ下がってきちゃうところまできた。
もともとベルトの使用が前提のズボンとはいえ、この変化は大きいぜ。
そもそも2ヶ月前の80kg時点では、本気で腹を凹ませても履けなかったんだからな!
磨り減った皮下脂肪。詐欺マッチョの世界へようこそ。
2ヶ月前の醜い肉塊に別れを告げ、別人のように脂肪を減らした俺が次に気づいたのは、皮下脂肪の減少だ。まるで違って見える。
筋肉の上にくっ付いているという構造上、皮下脂肪部分を正確に見分けるのは確かに難しいのだが、肩、アバラ周辺、背中の一部などの筋肉が薄く骨が目立つ部分は非常にわかりやすく見分けられる。
脂肪が薄くなって筋肉がグッと目立つようになったので、寧ろややマッチョ気味に見えるほどだ。
もちろん俺は筋骨隆々のパワータイプ見たいなものとは実に縁の無い存在で、跳んだり跳ねたり転がったりは得意でも、根本的に筋量がヘボい。つまり完全に詐欺なのだが…
腹回りも力を入れて形を保つ(内臓脂肪や構造上の「飛び出し」を無くす)と、薄っすらと筋肉の隆起が確認できる。この部分だけ見れば俺が未だ準デブとは誰も思わないだろう。力を抜けばまるで妊婦さんなんだがな。
溜まった内臓脂肪。異形の肉体。
確かに全体的にスッキリしたが、じっくりと蓄積された俺の圧倒的内臓脂肪は、13kgという素晴らしい成果を残してもなお目立つ。
普段は引っ込めてるからわからないが、力を抜けばそれは見事な曲線美を描くぞ。一切の誇張抜きで妊婦さんレベルさ。
皮下脂肪部分がガッツリ薄くなったのに、ここだけとんでもないことになっているので完全に異形なんだよな。俺が女性なら、新たなファミリーが宿っているのかなと思われるかもしれないが、完全に男だからね。なんかの病気だと疑われてもおかしくない。
まあ、すぐに焼き尽くしてやるさ。減っては来ているのだ。物差しと化したズボンが俺に勇気を与えてくれる。
まともに動ける身体になった俺。-13kgの重みを知る。
13kgも落とせば流石に身体の動きやすさが変わってくる。
2ヶ月前の80kg時はそもそも「少し歩くだけで踵部分が超痛くなる」という呪いに悩まされていたし、1ヶ月目の終了間際、気まぐれに走り出そうとしたとき、膝に違和感を感じて即効で中止する程度にはまともな運動が出来なかった。
それがどうだね?
今は呪いから完全に開放され、ジョギングどころか全力疾走まで可能になった。膝は無事、踵も無事、痛みが出てくるのは筋肉痛のときだけだ。
上述したREHITをするには全力で走る必要があるが、今はそれが出来るわけよ。わはは。
実際に身体も軽く感じるよ。疲れ難くなった。単純にな。
もう少しこの習慣が続けばさらに良くなるだろうな。動くのも辛いって言うのは最低さ。まさに現代病と言えるだろう。何も出来ないじゃん。
もちろん運動効果もあると思うので、単純に「痩せたから」という形で括ることは出来ないが、ゾンビみたいな2ヶ月前と比べれば完全に別人だぜ。
睡眠の質の大幅な改善。深夜徘徊の終焉。
これは痩せたからと言うよりは、ダイエットメニューで改善された生活習慣がもたらした奇跡だな。
上述したように、俺は今回のダイエットで睡眠の質の改善を狙った。ここの改善は単純に痩せやすさに直結するし、生体リズム、生活リズムが整えば日中の集中力もまるで変わってくる。
また、初心者は寝不足で引き起こされる「グレリン(食欲のホルモン)」の謎の暴走で1日1食の誓いを破ってしまいがちだ。俺は大丈夫だが、それでも誘惑は感じる。
ところがここの改善には随分と苦労して、正直諦めそうにもなった。
2ヶ月目が終了した今でこそ睡眠の質が良くなったぜ!と元気よく答えられるが、そこにたどり着いたのは後半も後半。残り1週間程度のところに来てからだ。
苦労の甲斐があったな。正直完全に安定したとは言い切れず、今でも浅い眠りになってしまうことはあるが、寝付きという点はほぼ完璧になったと言えるだろう。
すんなり眠れずに2時間近くももじもじして、ようやく寝たら4時間しかたってないなんてザラだった。深く眠るには「眠たくなるまで活動し続ける」という生活リズムもクソもない、最低な手順を踏まなければならなかったのだ。
今はようやくちゃんと眠れるようになったよ。
これで午前3時におきて深夜徘徊で1日をスタートするような真似をせずにすむ。まあ、あれはあれで楽しいんだがね。静寂に包まれた無人の住宅街って雰囲気が良くてさ。たまに俺と同類なのか手持ち無沙汰に歩き回ってる兄ちゃんとかいるけど…
食事の影響力を再確認。朝食はいつもデリケート。
すまん、最早痩せた変化とかではないのだが、今回実験した、食事による影響力を再確認できたと言う部分は是非ここで書いておきたい。突然食ったらどうなるか?だな。
過去にも何度もやっているし、理屈も知っているので結果は予想していた。その通りになったと言えるだろう。だが、新発見もあった。
結論だけ言えば、朝食と言うのは非常にデリケートであり、ダイエット中だったり、生活習慣の改善(特に華燭)を狙うのであれば摂らないほうが無難だと言うことだ。
適当な朝食で、恩恵のみを受けてデメリットを封殺するには相当な代謝の柔軟性が必要で、それが出来る人間はかなり少ないはずだ。成長期で活動的な子供とかはまた話が変わってくるだろうが、成人済みなら、朝食はしっかり考えてとる必要がある。
詳細は別の記事で書かせてもらうが、上述した3パターンのうち、集中力、睡魔、空腹感という3点で見た場合、影響が少ないのは脂質のみを取ったもの(オイルぶち込んだコーヒー)のみで、ほかの2つは悪影響が目立つ。
最悪だったのは全部摂ったパターンさ。これが許されるのは朝から肉体労働や大きな活動が控えている人間か、あらゆる悪影響を帳消しに出来る代謝魔人だけだろう。ダイエット的にも最低だ。
腹は早く減るし、眠くなるし、そもそも頭がボケる。
これが基本状態と言うのは本当に良くないと思う。これが当たり前すぎて気づかないってもう怖いよ。
ただ悪い面ばかりではないぜ。
1日1食に適応すれば、空腹感に強力な耐性を得られるが、それは「余裕」というだけで腹が減る機会自体は存在する。
ところが、そのタイミングで特定のバランスの食事を摂ると明らかに元気になる。なった。これは俺でもあまり意識していなかったことで、とても驚いたし、非常に追求する価値のあるテクニックだと感じたよ。
ダイエットと競合しない形で上手く取り入れられれば、俺のダイエットはさらに昇華されるだろう。

ダイエット2ヶ月目を終えて。-5kgの先を目指すか?
1ヶ月目の終了時に「手加減しない」などと嘯いて、結局-5kgしか落ちなかった2ヶ月目のダイエットだが、不満は多少あれどおおむね満足し、充実したまま終了することが出来た。
さあ、この先はどうするか?
元々80kgという体重にビビッて始めた今回のダイエット。2ヶ月間で約-13kgと言う成果を叩き出して、体重は67kgにまで減少した。
俺の身長なら(あくまで目安だが)痩身の限界値は57kgあたりで、もう10kgは落とせる余地があり、健康や美容の面から見ても63kgには到達しておくべきなのだ。つまり最低でも4kgは落とす必要がある。
ちぇ、ダイエットで3ヶ月目に突入したのなんて久しぶりだよ。下手したら最初の1回目以来かも知れん。運動でごり押したあの頃を思い出す。
と言うことで、ここまできたら特に急ぐ必要はないのかなと思っている。
勝負はついた。俺の負けだ。
実は2ヶ月で63kgにねじ込むつもりだったのだが、結局グダグダして4kg残ってしまった。ここからは消化試合というか、残敵掃討というか、今後の生活の中で落としていけば良いだろう。次回は-5kgを超えてやるぜ!みたいな時期は終わった。
既に俺は通常の生活がそのままダイエットに結びついており、新テクニックの使用も始めている。最早何もしなくても痩せていく流れが完成しているのだ。こんなの最初の週が終わった時点で完成してたけどな。
ダイエットなんていうのはそんなに張り切ってやるもんじゃない。特に減量部分なんて適当に流しちゃうのが正義だし、そうなるようにしていくべきだ。もちろん、成果はしっかり出しながらな。
今後はとりあえずの目標として10月中に適当に4kg落とすか、あるいは食事関係の実験をしながらどの程度落ちるかのチェックをしていきたいな。完全に痩せきってしまったらそっちの確認が出来ないし。
まあ、ダラダラ頑張らせてもらおう。
俺のダイエットを精神的参考にせよ!
今回で俺のダイエット記録は幕を閉じよう。
2ヶ月で13kg減というのはなかなかインパクトもあって良いんじゃないか。テレビの企画みたいだろう?ブハハ!
確かに俺は何度もダイエットしていて、十分に知識も経験もあるのでここまでスムーズに行った。これは否定しない。この成果は誰でも出せるわけではない。
が、難しいかと言えばそんなことは無く、初めてで今回の俺を超える成果を出した人は沢山いたし、近い成果までならもっと要る。結果の分かれ目は常に、「諦めたり腐ったりしなかったか?」の1点だ。
前回と今回のダイエット記録で俺が伝えたいのは、「俺のダイエットすごいだろ?ハッハー!」では無く、しっかりと効果的なアプローチをすれば、痩せるなんていうのは実に簡単なんだよと言うことさ。
今回変にやる気に火がついてしまったので、運動の比重が増えたが、本来はこれすら必要が無い。
方法自体も、俺が大好きな1日1食ベース以外でもスピード的に近いものはある。俺が1食を好む理由はおまけが多くて、簡単で、食費が浮いて金も溜まるからだ。
大事なのは内容の重さよりも方向性だぜ。どうすれば痩せるか知っているか?と言う部分がダイエットの成果を決めるんだ。そしてそれに沿って取り組めば、ダイエットなんて世間で言われているよりも10倍簡単で、ずっと早く落ちるわけよ。
なに?どうすれば痩せるかが良くわからない?
安心おし。俺が教えてやる。任せておけ。
俺だって最初はダイエットが難しいものだと思ってたんだ。今は超簡単だと思ってる。
半年も1年もダイエットに費やすとか正気じゃないからな。
俺が3倍に圧縮してやるぜ。


