
1日1食を用いたダイエットは、素早い痩身と引き換えに、多大なデメリットと危険性を内包している…
とか思ってないか?なあ?
いや、気持ちはわかる。明らかにやばそうだもの。
今までキッチリ1日3食食べてきたし、学校でもちゃんと食えと教わったし、医者の人や栄養士の人も、ダイエットで1日1食の食生活を取り入れる事に関しては、否定的な意見が多い。(まあ、この人たちは職業柄そういうことは言い難いというのがあるだろう)
ちょっとネットで検索すれば、飛び出してくるのは「おススメできない」「危険だ」「デメリットが多くて細心の注意が~」…
そんなことはない。ないの。
1日1食の食事制限…ひいてはそれをベースにしたダイエットは、想像よりもずっと安全だし、一般的に言われているデメリットや危険性は、何度も1日1食生活を繰り返してきた俺に言わせると、なんか色々おかしい。
もちろんピタリと当てはまってるものもあるぞ。
が、非常に誤解を招きやすい表現をしていたり、明らかに勘違いや想像で語っているものがあったり、そもそも実態と全然違うことが書いてあったりと、真実と嘘とその中間がごちゃ混ぜになっているのが1日1食ダイエットだ。
複数回食うグループと摂取量を合わせたマウス実験を引き合いに「やっぱり1日1食は太るよね」って相当やばい主張だぞ。もはや引用された実験に失礼。何で量合わせた奴を持ってきてんだ。
俺はこの間(7/27~)、人生で最大の体重を記録して、随分と久しぶりにダイエットを行ったが、1ヶ月で8kgの減量に成功したわけよ。実に楽勝だった。全く、1日1食は最高だな。今は2ヶ月目に突入したぜ。
※2ヶ月目は-5kgだった。ちょっと不満だが良く出来た方だろう。
ダイエット2ヶ月目、30日かけてたったの-5kg?これで合計-13kg。痩せたな。
そんな俺の身体はどうなったか?
筋肉なんて落ちていないし、体調不良とも無縁だぜ。肌の調子も良くなったし、開始前の腐ってた頃と比べて、グンとやる気が出てきたよ。
繰り返すが1日1食のデメリットは嘘や誤解、勘違いにまみれている。危険な部分、気を付けるべき注意点がちょいちょいズレているわけだ。
今回は、馬鹿みたいに1日1食を繰り返し、昔のブログから多くのフィードバックを得てきた俺が思う…
1日1食ダイエットを行う上での本当の注意点。
自身&他人の経験や知識から得た本当の危険性。
この辺りの話を絡めて書いて行こう。
デメリットに対する対策が容易なのも、1日1食の特徴さ。
Contents
1日1食ダイエットの真のデメリットと注意点、危険性。

さて、上述の通り1日1食の食習慣は、非常に誤解が多く、よく挙げられるデメリットも、実態に即していないものが非常に多い。
理屈・理論・人間の生体システム的に正しいことを解説していても、実際やってみるとどうなの?という部分は殆どなく、また前提がズレている事がかなりあるので、変に実態と乖離する。
もちろん、判断するのは「ダイエットへの挑戦を考える人」自身であるのだから、誤解に塗れていようと、俺からすれば知ったことではないのだが、1日1食のダイエットに随分とお世話になった身としては、「調べ上げて実際にやってみた上での話」を知らないのはフェアじゃあない。
まともにやってもいない癖に、「栄養不足でやつれただけ」とか言い出す連中まで存在するからな。
俺が正しく注意点とデメリットを挙げて行かねばなるまい。
1日1食のデメリット「栄養不足」。真の危険はそこじゃない。
ここは外せないよな。栄養不足、栄養失調のリスクだ。
誤解のないようにここで断言しておくが、1日1食でダイエットを行えば、ほぼ間違いなく栄養は不足する。完全な充足は、絶対に不可能と言って良い。
じゃあ危ないじゃん。身体壊しちゃうじゃん。
とはならんのよ。
敢えて極端な言い方をさせてもらえば、「栄養不足だからなんだ?」という話だ。
ダイエットを決意するほど生活の乱れきったデブが、幅広い栄養素を十分にカバーできていると思っているのかという話さ。本気で管理しようとしてもかなり難しいのに、適当に食ってるだけで、このハードルを突破できるか?
よく食べるものの栄養だけがぶち抜けて、その他の栄養は常に不足気味。
これが現実だろう?これは肥満の人に意地悪を言いたいのではなく、現代人ならどうしてもこういう食生活になりがちだという難しい問題さ。
まあ、今回はここを詳しく語りたいわけではない。別の記事を参照して欲しい。言いたいことは沢山ある。
大事なのは「現代人の身体を壊して体調不良を作るのは栄養過多、食べ過ぎの方という部分」だぜ。人間(動物)は足りない事には強いが、余る事にはかなり脆弱なはずなんだ。生物としての経験値が全然ないんだもん。
1日1食でダイエットをして、多少栄養が不足しても、体調不良になることはまずない。
ところがじゃよ?、実際には体調不良になる人が必ず一定数現れる。前のブログでダイエットについて書いていたときもそういう報告はちらほらあった。
実は1日1食の食習慣…とりわけダイエットに絡めたときに不足しやすく、かつ体調不良を引き起こしやすい要素が2つあり、こちらはダイエット限定だが非常にリスクの高い危険なシチュエーションが1つある。
1日1食ダイエット最大の危険は「塩」と「水」
1日1食をベースにダイエットをした時、慣れた俺ですらも体調不良を引き起こしやすい要素が、2つ存在する。
ズバリ、「塩分」と「水分」だ。
この2つは、ダイエット中に不足しやすいものの中で、特別素早く影響が出る。水分の方は予兆と言うべきか、足りなくなってきたというサインが出るので、おかしなことになる前に対処しやすいが、塩分に関してはこれがなかなか難しい。
マジで足りなくなるとすぐに身体に異常が出てきちゃう。その上、総合ミネラル剤で大雑把に対処するみたいな力業がつかえない。まあ、単品の奴使えと言う話だが…
1日1食の体調不良の殆どが塩分不足
通常、1日あたりの塩分摂取は8g程度に抑えることが推奨され、慢性的な高血圧などの減塩の必要がある人は、6g以下に抑えることが求められるという。外国だともっと低いかな。アメリカとか。
本来それなりの意識が必要で、我慢も求められる部分であろうが、1日1食の食習慣で生活した場合、この制限は大変容易に達成可能だ。はっきり言って、ヌルい。
ここまで全体量を抑えているのだからそれは当然として、実はこの段階ではそう簡単に塩分は不足しない。まだうっすらと可能性がある程度であるのだが…
生活次第…とりわけダイエットで用いた場合は、1日1食に加え、「汗を掻いて塩分が直接出る機会」が頻繁にある。
しっかりとウォーキングを頑張って、たっぷりと汗を掻くかもしれないし、スムーズな減量に闘志が燃え出して、簡単なジョギングや筋トレなどの追加メニューを盛り込む人もいるだろう。後述の水の飲みすぎなんかもあるな。
あるいは、むくみの解消やデトックス効果を狙い、風呂やサウナで汗を流す習慣をつけるかもしれない。夏場は特に注意すべきだし、冬場は冬場で「汗を流そう」という意識故にこの地雷を踏み抜く恐れがある。
「自身で工夫して、よりスムーズに痩せて行こう」という、そのスタンスは大変立派で称えられて然るべきだが、ただでさえ1歩突っ込んだ減塩を行っているのに、さらに塩をポンポン放り出すようなことがあれば、当然危険は高まることになる。
しかも補給の機会は基本的に1日1回…一度痛い目を見た俺の様に「塩分に注意する」という意識があれば調整もしやすいが、経験がなく、1日1食中の塩分に関してノーマークだった場合は、特にやってしまいがちだ。
手や足がプルプルと震えだし、軽い吐き気、疲労感&倦怠感。頭痛がする恐れもあるぜ。
最低なのは、これらの症状を現代人が経験することは少ない事…つまり、初めての経験過ぎて強烈に不安を煽ってくる。いかにもエネルギー不足っぽい症状(特に倦怠感)も相まって、塩分の不足ではなく、1日1食の食習慣自体が原因だと誤解されやすい。
500mlのスポーツドリンク、足りないようなら追加でちょろっと塩でもなめれば一撃で復活できるのだが、これを知らないと、エネルギーを補給しようとして糖分を狙う人もおり(いた)、対処法を間違えてしまうかもしれない。
1日1食のダイエットで、体調不良になる危険があるのは、ぶっちぎりでこの塩分不足であり、一番注意すべき部分も当然ここになる。
知らなかったんじゃあないか?ここの注意喚起は俺の昔のブログ以外で見たことがない。誰も気にしていない。
何を隠そう、俺も塩分不足で手が震えだすまで経験もなく、知識もなかった。何も知らなかった。しかも1度目の制限では何の問題も起きなかったので、本当に何事かと思ったよ。
今でこそ塩分に注意して立ち回り、もし塩分不足の兆候がでたら、速攻で補給して危険を回避するが、俺が経験した1日1食中の体調不良は全部これだ。全部。
水分はわかりやすく、そこまで危険ではないが…
水分不足に関しては塩分に似ている。
やらかしたときに出てくる症状も、制限中の汗が主な原因になる点もそっくりだ。
なぜ水分が?と思うかもしれないが、人間は飲料として摂取する水分以外にも、「食べ物に含まれる水分」からも結構な量を補給している。当然個人差は大きいが、1日3食の食事で1リットル程度、と言われている。
「1日2リットル水分を取る」という健康習慣が、実はその量は摂りすぎなんだよと言われるのは、この食事から取れる水分があるからなのだが…
俺達は肝心の食事の機会が1度しかない。食事に併せて飲む飲料水もない。機会そのものがぐっと減ってしまうわけだ。
塩分ほどの奇襲性はないが、数日にわたってじわじわ不足して、あるときおや…?となる恐れがある。
もちろん足りない分は飲めばよいし、流石に喉の渇きを経験したことがない人はいないだろうから、すぐに気づけて対処自体は簡単だが、変な落とし穴が2つある。
1つは、真面目な初心者が、空腹感に耐性がつくまでの間、水や麦茶を飲み続けて乗り切ろうとしてしまう場合や、調子がよくて運動の比重が高くなり、積極的に水分を取る人の場合。
これは塩分と水分のバランスが崩壊して上述の塩分不足になりがちだ。俺は後者しか経験がないが、実践者からの報告は比較的多かった。
もう1つは、中級者…というべきか、むくみ対策にも目を光らせるクレバーなダイエッターが陥るトラップで、むくみ防止や無駄のない水分摂取を追及して少しずつ水分不足になるアレだ。
つまり喉が渇いていても、一度に吸収できる量を考慮して、まるで点滴の如くちびちび飲み続けてしまうということだな。これ自体は「正しい水分摂取」として有名だが、飲んだ量を考慮せずに我武者羅に頑張るのも考え物だ。
生活に変化がなく、塩分に気をつけてるのに、頭がぼけて変に疲れ始めたら、自身の水分について考えたほうが良いぜ。大体ここが原因さ。
1日1食ダイエットの狂気に突入するべからず
1日1食の食事制限は空腹への強力な耐性をもたらし、これはダイエットにおいて、極めて都合が良い。この大胆な食習慣を取り入れた減量で、なお俺が「簡単」と評するのはここに秘密がある。
効果が大きいので数字に表れやすく、殆どのダイエットよりも落ちる実感が出るので、やる気が崩壊する前にテンションが上がり、継続しやすくなるのも素晴らしい部分さ。
ところが、こういった部分が裏目に出て、狂気的な方向に突っ走ってしまう人がたまにいる。実際にいるのだ。いたの。
あまりにもサクサク落ちて、食欲も意思一つでコントロールできる…こうなったときに、1日1回の唯一の食事すらもゴリゴリとカットしはじめて、実質的に殆ど絶食に近い形でダイエットをしようとする。
これは流石に良くない!
そもそも1日1食とは、断食健康法に限りなく近い回復効果を得ながらも、健康的なリスクだけ都合良く排除した食習慣なのだ。安全と健康のために日に1回はちゃんと補給しようね!という前提で成り立ってんの。
じゃあこの前提を崩したら駄目じゃん。危険じゃん。
これは決して他人事ではない。
世界において、美への意識というのは地域や文化で大きくばらつきがあるが、近代の日本人(アジア圏?)はかなり攻めたスマートな体型を追求しがちだ。特に女性はマジで顕著な印象がある。
たいしたPVもないかつてのブログで、この手の報告や相談が届いたのは全員若年の女性だぜ。骨と皮だけになりてーのか。
1日1食でのダイエットには限界があり、個人差は出るが、ある一定の体重に到達すると殆ど落ちなくなる。健康上「痩せ過ぎ」と言われるラインの一歩手前あたりで止まってしまうんだな。
この点も俺が気に入っている部分だが、この先を狙う人は決して少なくない。そして別の攻め方や、1食をベースに組み立てるのではなく、1日1食そのものをさらに薄くするという方向に行く。
知らないぜ、どうなっても。
貧血程度で済めばよいがね。その先は血がまともに酸素を運べなくなって「呼吸してるのに窒息」だぜ。当然救急車待ったなし。俺の姉の話だ。
1日1食の栄養の不安は対策しやすく、拭いやすい。
1日1食の不安はやはり栄養になるだろう。
体調不良になんかならない…なんて言っても、足りていないのは事実で、逃れられない現実じゃん。食ってないんだもん。
上述した塩と水は、足りなくなるとすぐに影響が出る癖に、1日1食だと足りなくなりやすいという一番身近な存在として紹介したが、狂気的な方面に進めば、他にも問題になるものは出てくるだろう。鉄分とかさ。
ただし捨てる神あれば~、というわけではないが、こういった問題に対処しやすいのが1日1食の特徴でもある。
3食の時は「何が余っていて、何が足りないのか」という形で考えなければならないものも、1食なら基本的に、注意して摂取しているもの意外は全部足りない。
つまり総合ビタミン剤や総合ミネラル剤のような一発で幅広く摂れるサプリの恩恵を一方的に受け取れる。まあ、合成ビタミンは宜しくないなんて話もあるがね。
1回しか食べないおかげで、どんな栄養を取ったかというのも非常に明確になり、個別の対処も容易だな。3日分9食のメニューを思い出すのは大変だが、1日1食ならこれが3食分で済む。
また、これはダイエット終了後の話になるが、何か特定の食品やサプリを摂る新習慣を取り入れた場合、身体の変化を実感しやすいのもポイントさ。デブのときはガタガタ過ぎる上に、悪影響ばかりで覆い隠されてしまうものも、1日1食後なら非常に明確になる。
1日1食のデメリット「便秘」。対処困難な真の敵。
これは紛れもない真実。1日1食は便秘になります(断言)。
嘘でも誇張表現でもなんでもなく、1日1食には必ず便秘が付きまとう。どんなにズレた事を書いているサイトでも、この点に関しては一点の曇りなく真実だといって良い。
強いて言えば、「便秘になってしまう恐れがあります~」という表現はヌルいということくらいか。
これはもう包み隠さず話すが、「恐れ」どころかほぼ確実に便秘になるだろう。1日1食でダイエットをした時の最大のデメリットであり、対処困難な難敵が便秘なのだ。絶対になる。
例外は慢性的に下痢の人くらいだろうか?
何故1日1食のダイエットで便秘になるのか?
どうして1日1食の食習慣で便秘になっちゃうの?
理由は単純明快さ。食ってないからだ。
便秘になる原因は幾つかあるが、その殆どは「腸の動きが悪さ」が占めている。蠕動運動(ぜんどううんどう)というやつだな。
これは幾つかタイプに分かれていて結構複雑。この次に我慢しすぎて詰まっちゃうみたいなのがあったりして、さらに現代ではなかなかお目にかかれない原因があり、それを1日1食は誘発する。
いいか?人間には便意を催すスイッチが存在するわけよ。排便反射なんて名前がついている。
これは基本的に「食事をした時」と「直腸の便の蓄積」で決まる。敏感な人とか食べた後すぐトイレ行きたくなるじゃん。当然アレは食ったものが即出ているわけではなく、食事そのものに反応して前回の分を催しているわけだ。
実際は、神経とか習慣も関係するが、ぶっちぎりで大きい影響があるのはこの2つだ。食事の時には胃袋にあるセンサーが反応し、便の蓄積は直腸部分のセンサーが反応して、スイッチを押す。
そしてこのスイッチに反応して腸が動き出し…
ほうら、ピンときただろう?
1日1食の食習慣はこの2つの要素をかなり無視してしまう。
1回しか食わないんだから当然「反射の機会」は1度だけ。食ってないんだから蓄積する便もなく、次がやってくるのは24時間後だ。もうこれで便秘にならないほうがおかしいわけよ。溜まる頃には完全に詰まっちゃってるしさ。
便秘というのは一度発生すると次の便秘を誘発するからな。便秘が次の便秘を呼ぶ「便秘スパイラル」に簡単に突入してしまうし、体重も数値に出にくくなるし、そもそも身体に悪い。
他にも水分が減りがちだったり、脂質が少なくなりがちみたいな、小さな原因も沢山あるんだ。
もし1日1食でダイエットをするなら、覚悟しておくように。便秘だけは避けられんぞ。
1日1食中にできる便秘への対処?
そんな1日1食の代表的デメリットである便秘だが、戦い方はある。
ある…が、正直効果的とは言えず、何度も繰り返している俺ですら、完全な攻略法を見出しているわけではない。ダイエット終了後に、健康目的で1日1食を継続するなら、まだ何とかなるのだが、ダイエット中はかなり難しい。
まず挙げたいのは下剤だ。コーラックみたいな。
1日1食中の便秘は、通常のものとは事情が異なるので、基本的な便秘対策が効果を発揮しづらい。だったらさっさとお薬の力で突破してしまったほうが、尾を引かなくて済む。スパイラルも断ち切れる。
ただしこの手の裏技を慢性的に用いると、その人の持つ腸の動きを弱めてしまうという。ダイエット終了後はなんとか脱却したいところだ。
他に特定のお茶は効果があった。
まあ、お茶自体に軽い下剤効果があるようなやつさ。ただしこれは下剤飲んでいるのと本質的に変わらないのと、これに頼るくらいならさっさと下剤飲んでしまったほうが効果がすぐに出て良い、というのが俺の結論かな。
現実的なものは間食の解禁だ。
菓子食って良いとは言ってないぞ?食うんじゃない。
ダイエット中は難しいと書いた理由はここにあり、なんらかの手段で食物繊維を大量補給したり、レタスに特定の油かけてむしゃむしゃ食うことで排便反射の機会を作る。
1日1食の基本ルールを破ってしまうので、上級者向けさ。ルールを破っても、誘惑に負けて中断したりせず、工夫してきっちり痩せられる人のみがこの対処が可能になる。
俺はかつて量でごり押しするタイプの青汁(1袋が1.5倍くらいある)を愛飲していた時期があり、この時のダイエットでは殆ど便秘になることはなかった。朝と昼に1杯。まずい。
ただし飲んでいても便秘になったこともあり、確実ではない。せっかく勝ったと思ったのによぉ!
俺は随分と1日1食に習熟したが、ここの攻略を見出せないうちは完成とは言えないだろう。
恐らく1日1食中の便秘対策は、下剤以外に万人共通の答えはない。
ここは是非各々が自分なりの方法を編み出し、追求して戦ってほしい。もし「自分はこの方法で乗り切ったぜ!」というものがあれば、是非コメントで教えてくれよな!
1日1食のデメリット「運動と活動の制限」。個人差の大きい注意点。
個人差が大きく難しい部分だが、外せない部分さ。
1日1食中は激しく長時間運動したり、ガシガシとアクティブに活動し続けることは出来ない。当然だよな?食ってないんだもの。
ある説には、「仮に1日1食の少ない食事でも十分な脂肪があるうちは、脂肪から抽出するエネルギーで事足りるので影響は無い」とも言われる。例え日頃スポーツに励んでいる人でも、だ。
が、恐らくこの説は「代謝に柔軟性があり、エネルギーを効率よく抽出できる人間が、限られた1食でも十分な栄養を摂りにいける」という前提がある。これは書いてなかったが、研究としてやっている以上綿密に管理しているはずなんだ。特にここに絞って探っているのだから。
もっと言えばサプリメントなどで幾つかの栄養を補っている可能性もある。つまり俺のように手軽に1日1食ダイエット!みたいな事をやるような一般人にはこれは当てはまらない。…というのが俺の見立てだ。余計なリスクは排除しておきたいだろ。
ただ、それでもある程度は平気なのは間違いないぜ。
参考までに、俺の場合は「週に1~2回、10kg近い荷物を背負って合計50分歩く」という生活でも影響は出なかった。正確には15分歩き、電車で20分、さらに10分歩くで片道だ。3時間後に帰宅するのでもう1本、と言う感じ。
多分この辺りが目安なんじゃないかな。
よく動く日は体調に気を使い、特にその内容が激しいなら、圧倒的スピードでエネルギーになる糖質を上手く摂るべきだ。チラシ配りで何kmも歩いたり、登山みたいな事をするのに1日1食にしがみつく必要は無い。
脂肪からのエネルギー抽出は、「沢山引き出せるのに比較的ゆっくりだから、負担が少なくて長持ちする」という前提がある。それ以上のスピードでガンガン使うのは、代謝次第では結構なリスクがあるはずさ。
1日1食のデメリット「妊娠への悪影響」。ベイビーが先、デブは後。
これは断言するが、もし新しい家族を迎えようとしているのなら1日1食の食習慣はしてはいけない。ダイエット目的だけではなく、美容や健康目的でも駄目だ。ニューフェイスが誕生するまで我慢しなさい。
妊娠中に栄養不足は良くないよ、という話ではないぞ。
食事の量が少ないとそもそもの妊娠率が激減するという話があるのだ。もちろん、それで運よく妊娠できても胎児に良い影響は無い。この辺りはかなり研究されていて、まだわからないことだらけの人体の神秘の中でもほぼ確定と言える。食え。
まあ、難しい生態の話を抜きにしても、棍棒振り回してたような時代に遡って考えれば、「食うものが足りないと言う状況で、新たな命が宿ったら、もっと足りなくなって全滅する」じゃん。そうならないような身体の仕組みが存在するのは何も不思議ではない。
過食デブも良くないんだがな。代謝やホルモンへの影響は女性のほうが敏感で、過食はそれをぶち壊す最悪の悪手さ。だが妊娠に限れば、食べないよりは確実にマシだと言えるだろう。
鍵になるのは単純なエネルギー総量という話もあれば、十分な脂肪酸を補給して、各細胞にしっかり好影響を生み出せているか、と言う部分を身体が判断すると言う話もある。
ダイエットの中にはこの点にフォーカスして、痩身と妊活の両立を成し遂げるものもあるが、普通に高度なので俺は1つずつ処理するべきだと思う。つまり、ベイビーが優先、デブは後だ。
1日1食にはメリットが盛り沢山!デメリットばかりではない!

細かい注意点やアドバイス、反論したいことなどはもっとあるが、1日1食の中でも特に注目してほしいデメリットや危険性について解説したつもりだ。
このクソ長い記事をざっとでも呼んでもらえば、危険性なんて殆ど無いとわかるはずだよな。
基本的に1日1食で問題が起きる時と言うのは、やる気が暴走して急に派手なことをしたり、そもそもダイエットするべき人間ではない人が、強引にチャレンジする場合ばかりだ。
そもそも1日1食が不健康で危険でデメリットばかりなら、俺を含む1日1食で生活している人達が元気一杯なのはなんでじゃいという話だろう。やってもいない癖に想像で語られすぎるのは、こいつの一番の問題点と言える。
今回は1日1食の食習慣のデメリットについて書いたわけだが、俺が本当に書きたいのはメリットの方よ。
ダイエットとしての圧倒的な効果はもちろん…
肌は美しさを取り戻し!
頭は以前よりずっと冴え!
やる気や活力も復活し!
あらゆる病気に抵抗力を手に入れる!
そんな胡散臭いお薬みたいな効果を、実際に生み出すのが1日1食の食習慣だ。特に各要素が全部死んでいる現代人…とりわけ生活習慣に問題のあるデブは本当に変わるぜ。
元々アンチエイジング方面で追求されてきたという背景もあって、そっち方面にも効果抜群よ。
これだけ変わると最早普通にモテるからね。全然別人。容姿に限らず自信が違う。元気だし。
いずれその辺はきっちり記事にするつもりさ。存在感の薄すぎるデメリットに対して、あまりにもメリットがでか過ぎるんですよ。